2017年07月21日

劇場では段取りが重要

市民参画企画のチラシ、チケットが届き、公演が益々楽しみになってきました。
これからはチラシを目に触れるように、様々なところに置いていただく作業が待っています。
チケット販売は会館窓口のみとなっていますので、チラシを手に取り、興味を持たれた方は会館に是非お越しください。

さて、企画案や公演進捗とともに、劇場公演をどのように作っていくか学んでいただくのも、この企画の重要視している部分です。

いつも一緒にアイデアを出し合っている会館スタッフではなく、外部講師にお話しいただくことでいつも新鮮な気分になります。

私たちも外部講師から、多くのアイデアや事業の進め方はもちろん、経験談や考え方、時には失敗と、多くの引き出しから学ばせていただいています。

セミナー3回目は、名古屋文理大学文化フォーラム(親沢市民会館)から友利さんをお招きし、公演当日の業務用内容についてお話しいただきました。

段取り 7割、所詮 3割
されど3割

全ては段取り。

各業務を細かく説明いただき、この業務の奥に含まれる内容を、言葉と写真で見える化して示していただきました。

IMG_6470.JPG

私たちの仕事のほとんどは、公演当日のまでの段取りです。

段取りに始まり、段取りに終わる。

公演当日までのスケジュールをたて、スケジュール通りに進められているか。
要求通りにできているか。
チケット販売は順調か。
チラシを置く場所、挟み込み公演はどこか、いつか。
などなど様々な段取りが必要です。

劇場職員や舞台職員に求められるスキルは、段取りをたてて、段取りどおりに進められるか、といってもいいかもしれませんね。

ビジネスでもスポーツの世界でも(劇場運営も事業もある種ビジネスですが)段取りが当たり前になっています。
そう、戦略の事です。

販売戦略、営業戦略、経営戦略、戦略会議、、、いろいろありますね。

始まる前にどれだけ戦略がたてられているかで、結果が変わります。
戦略とは、要は戦う前に戦う相手の事をどれだけ把握できているか、だと思います。

戦略を立てる事といえば、孫子の兵法でとても有名な言葉があります。

「彼を知り己を知れば百戦殆からず。
 彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
 彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」

敵の実情と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負ける心配はない。
敵の実情を知らず、味方のことだけを知っている状態では、勝つこともあるが負けることもある。
そして敵のことも味方のことも知らなければ、必ず負けてしまうだろう。

誰とも何とも戦うことはありませんが、非常に参考になる言葉です。

これを劇場に置き換えると、

己を知る = 劇場や公演、そして伝えている自分のことを知る
彼を知る = 劇場や事業内容のほか、劇場を取り巻く環境や他館の公演、地域イベントなどを知る。

ざっくりと、こんな感じでしょうか。

マーケット・社会・経済など劇場や公演を取り巻く環境について知ることも大変重要です。

世の中で、この公演が誰に求められる、どういう位置にあるかがわからなければ、正確に強みと弱みを把握することができず、結果的にチケットは売れません。
その為にあらゆることにアンテナを伸ばしておきたいですね。

私たちは、私たちを取り巻く環境の中で生きているのですから、そのことを無視しては上手くいきません。

また伝えることも重要な要素を含んでいます。

人に伝えるために重要な5W1H
いつ(When)
どこで(Where)
だれが(Who)
なにを(What)
なぜ(Why)
どのように(How)
という6つの要素をまとめたチラシを作り、多くの方に伝える事で情報が拡散されます。

この公演では、情報伝達のポイントを押さえたチラシを作り、戦略立てて広報し、進めていただけるよう、サポートさせていただいています。

チケットは今週末発売になります。

是非ご覧いただき、次回から1人でも多くの方にご参加いただきますよう、お待ちしております。
posted by 館長 at 12:14| Comment(0) | 日記
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