2015年04月11日

さくら

フォーラムをはじめ、碧南市芸術文化ホールに さくら が咲くのは毎年4月ごろ。

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3月下旬〜5月にかけて日本中で咲き誇る さくら
咲き誇る期間は短いが人々に一時の安らぎを与え、儚く散っていく様に潔さすら感じさせる。
古くから詩に詠まれ、歌に歌われ、今なお日本人には特別な樹木となっている。

日本3大桜といえば、
福島県三春町の「滝桜」、岐阜県本巣市の「薄墨桜」、山梨県北杜市の「神代桜」
神代桜(ジンダイサクラ)は樹齢2000年といわれ、日本最古の さくら として有名である。
ぜひとも見てみたい。


ところで、いつから日本人は さくら に特別な印象を持ってきたのであろうか。

調べたところ、日本の文献で さくら が記された最古のものは「日本書紀」にあるそうだ。

日本書紀は奈良時代、今から約1300年前の歴史書。
そこに記された、402年のこと、つまり1600年以上前のこととなる。

三年の冬十一月の丙寅朔辛未に、天皇、兩枝船を磐余市磯池に泛べたまふ。
 與皇妃と各分ち乘りて遊宴びたまふ。膳臣餘磯、酒を獻る。時に櫻の花、御盞に落れり。

402年11月、池に船に浮かべて酒宴を開く履中天皇。天皇の持つ杯に桜の花びらが舞い落ちる。

11月に咲く さくら は、春と秋に花を咲かせる"十月桜"かと思われる。

そして詩にも読まれた。

花細し 桜の愛で 同愛でば 早くは愛でず 我が愛づる子ら

なんと繊細な桜の美しさよ。
同じように愛でるなら、桜のように美しい我が姫をなぜもっと早くから愛さなかったのだろうか…。

允恭天皇が衣通郎姫を思って詠んだ一首。


日本に現存する最古の和歌集である「万葉集」においても、さくらは数多く詠まれているようだが、
更に調べると、さくら という言葉が初めて記されたのは日本最古の歴史書「古事記」になるそうだ。

木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤビメ)は日本神話に登場する女神で、
木の花(桜の花とされる)が咲くように美しい女性を意味している。

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古事記といえば、7月に竹田恒泰氏が古事記を語る。
偶然とはいえ、さくら が古事記につながるとは。

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文化#00-0


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posted by 館長 at 16:04| Comment(0) | 文化の源流をめぐる
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